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共働き家庭、兄弟姉妹がいる家庭は必読!

狭き門の国立小学校 入学後も親の負担は大きい!?

狭き門の国立小学校 入学後も親の負担は大きい!?

小学校受験において人気校は毎年高倍率ですが、なかでも国立小学校は数十倍以上の学校がほとんどです。合格したらとても素晴らしいことですが、私立小学校と比較しても入学後の親の負担が大きいことをご存知でしょうか。この記事では、国立小学校の概要や入学後に親がやるべきことについてご説明します。

国立小学校の魅力

一番の魅力は、公立小学校とほぼ変わらない費用で、充実した教育プログラムを受けられるという点です。もちろん私立小学校もよいですが、学費が1年あたり100万円前後かかる場合が多いので、経済負担が大きくなってしまいます。

人気の国立小学校は?

首都圏でいえば、筑波大付属小学校や、学芸大付属竹早、学芸大付属大泉などは非常に人気です。まず抽選を行い、入試のあともう一度抽選を行うため、実質倍率は60倍近くなります。私立の人気校、慶應幼稚舎と国立小学校の両方で合格した場合、最終的には国立を選ぶというケースが多くあることからも、その人気度が分かります。

入学後の親の負担

試験と抽選という狭き門をめでたく通過すれば、入学すると決めている家庭がほとんどだと思います。しかし、国立小学校は、文部科学省が教育の実験の場として運営している学校ですので、色々な取り組みがあり、保護者の協力も求められます。

事前に入学後の親の負担を頭に入れておかないと、入学してからこんなはずではなかったと感じてしまうことも。とくに共働き世帯の親御さんは、時間のやりくりが大変かもしれません

休日が多い

まず、休みが多いことが挙げられます。具体的には、付属大学の受験シーズンは1週間程度が休みに、土曜に研究授業が実施された際には月曜日が代休となります

子連れ不可の学校行事が多い

多くの学校行事に保護者参加が求められますが、子連れ不可のため、幼い兄弟姉妹がいる場合、子どもたちの面倒を見てもらうかたを探すことになります。

また、通学路の旗振りなど、PTAの義務も週2回ほどある学校もあり、出勤時間を調整できないと難しいでしょう。

受験経験者からの一言

国立小学校は抽選という努力では克服できない壁が2回ありますので、私立か国立をと考えている方は併願がおすすめです。

いざ受かってしまえば、ご縁ともいえますので、家族やヘルパーさんなどと協力して、子どもが充実した6年間を過ごせるよう体制を整えましょう

最後に

お受験も入学後もなかなかにハードルが高い国立小学校ですが、そのぶん素晴らしい環境や教育がそろっています。わが子に与える価値はあると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。