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早慶入学希望者必見!

首都圏で慶應義塾に進学するなら、どのタイミングでの受験がベスト?

首都圏で慶應義塾に進学するなら、どのタイミングでの受験がベスト?

小学校入試の最難関ともいわれる慶應義塾幼稚舎。今年度も倍率は11.6倍(男子10.1倍、女子14.7倍)を記録しました。この最難難関校を突破していくには、同じく私学の雄として名高い、早稲田実業学校初等部入試とは異なった観点で受験にのぞむ必要があります。この記事では、同じく慶應義塾大学の附属小学校で、倍率13倍を誇る慶應義塾横浜初等部の入試や、中・高附属受験にも触れながら、慶應義塾大学および慶應義塾大学附属への進学に向けての受験タイミングについてご説明します。

小学校から大学まで、「慶應」受験機会は何回ある?

小学校

  • 慶應義塾幼稚舎
  • 慶應義塾横浜初等部

の共学校2校が存在します。例年、両校の試験日は別の日に設定されているため、両方を受験することが可能です

中学校

次の受験チャンスは、中学受験です。男子は3回(校)、女子は2回(校)となります。

  • 慶應義塾普通部(男子校)
  • 慶應義塾中等部(共学)
  • 慶應義塾湘南藤沢中等部(共学)

高校

男子は3回(校)、女子は2回(校)です。

  • 慶應義塾高等学校(男子校)
  • 慶應義塾志木高等学校(男子校)
  • 慶應義塾女子高等学校(女子校)
  • 慶應義塾湘南藤沢高等部(共学)

そして、最後のチャンスが男女ともに大学受験での慶應義塾大学入試になります。

おすすめの受験タイミングは?

親の立場からすると小学校入試で合格を勝ち取り、慶應義塾の「独立自尊」の精神に基づいた教育を16年間じっくりと受けさせたいというのが本音でしょう。しかし、家庭環境やお子様の資質によっては、幼稚舎と横浜初等部どちらに照準を合わせて受験対策をするか、小学校以外のタイミングでの受験をするかによって入試の成功率が異なってきます。次項からは、幼稚舎と横浜初等部の違いや、中高での受験について触れていきます。

幼稚舎と横浜初等部の大きな違い

幼稚舎は「縁故」重視

幼稚舎入試で第一に必要なことは、慶應義塾幼稚舎と「縁故」があるかどうかです。もちろん表立って発表されてはいませんが、実際に入学者の半数以上は、両親のどちらかが慶應義塾幼稚舎の出身です。まったく縁故がない生徒の入学は、本当に狭き門になります。

縁故がないけれども幼稚舎にチャレンジしたい場合ですが、ほかの小学校受験と異なり、幼稚舎入試にはペーパーテストがなく、当日の体操・行動観察・絵画製作テストなどが課せられるほか、願書には毎年おなじみの福沢諭吉の著書「福翁自伝」を読んで感じるところを記入させるなど、独自の形式をとっていることに注意が必要です。慶應義塾の教育にお子様の資質が合っているかという点に非常に重きが置かれます。

横浜初等部はペーパーあり

一方、横浜初等部入試に関しては、1次がペーパー試験、2次が体操・行動観察・絵画製作テストとなり、他校と併願しやすい受験内容になっています。また、2013年に新設された学校のため幼稚舎と比較して縁故関連者が少ない状況です。ただし、入試日程が幼稚舎よりも後になるため、幼稚舎入試で残念な結果となったお子さんが少なからず流れてくる可能性があります。

慶應義塾幼稚舎に縁故がなく、学力勝負で入試を受けたい、という方に横浜初等部入試はおすすめですが、中高の進学先が幼稚舎とは異なり、慶應義塾湘南藤沢中・高に限定されてしまいます。それを踏まえたうえで小学校から「慶應」に、という家庭はチャレンジする価値があるでしょう。

学年があがるにつれ学力重視に

幼稚舎に縁故がないものの、慶應義塾高等学校や慶應義塾女子高等学校への進学を希望する場合には、中学・高校入試でのチャレンジも検討しましょう

慶應義塾の各附属に関しては、学年があがるにつれ、縁故の繋がりを求められることが薄くなり、学力重視に変化していきます。また、入試倍率に関しても学年が上がるにつれ落ち着いていくのが例年の傾向です。

例えば、慶應義塾普通部の2019年の倍率は約3倍、慶應義塾中等部に関しても男子が2倍前後、女子が3倍前後。高校受験も、慶應義塾高等学校や慶應女子高等学校ですと、ともに実倍率は例年2~4倍を前後しています。幼稚舎入試と比較してかなり入りやすい倍率です。

入試の科目負担も軽くなる

入試内容に関しても、例えば、慶應義塾普通部は国・算・社・理のペーパーテストに本人の面接と体育実技が課せられていますが、これが慶應義塾高等学校の入試になると、1次の国・数・英テストを突破したのち、2次試験は本人面接のみとなり、科目負担に関しても、学年があがるごとに軽くなっていきます。

慶應義塾と縁故がない家庭や、共働きなど、子どもが小さいうちは受験対策にあまり時間をかけられない家庭、学力重視で受験をしたい家庭は、小学校受験にチャレンジしつつ、中学・高校・大学と長い目で受験スケジュールを立てることをおすすめします。

最後に

とくに慶應義塾幼稚舎入試に関しては、「横浜初等部ではなく絶対に幼稚舎入学!」と、意気込んで受験戦線に乗り込む家庭が多いのが通例です。そこを加味し、同じ慶應ならば横浜初等部でも、と「慶應」の名前にこだわるか、あくまでも本流である慶應義塾普通部や、慶應義塾中等部への進学などを見据えて中学受験や高校受験に切り替えるかなどは、家庭の方針次第です。

内情をしっかり見据え、家庭環境やお子さんの能力に合わせて、受験タイミングを決定していきましょう。