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今から始められる親子で小学受験!

家庭でできる小学校お受験対策

家庭でできる小学校お受験対策

小学校受験を検討したら、まず考えるのは受験専門塾への入塾です。でも、両親とも共働き、なかなか塾へ定期的に通えない…など、今の環境では塾通いが難しい。そんなときは、通信教材を含めた家庭学習から始めてみましょう。子どもの教育について15年以上関わってきた筆者が、オススメの教材・うまく続けるコツ・教材以外の学習方法を紹介します!ぜひ参考にしてくださいね。

教材を紹介する前に

小学校受験に特化した教材はたくさん出版されていますし、通信教材もさまざまな工夫がされているものが多く出ています。では、そのなかでどのような学習を進めればよいでしょうか。ここで大事な点が、「どこの学校へ入りたいのか」ということです。その学校が国立か、私立か、どんな方針でどんな生徒に入学してほしいのか、は学校によって千差万別だからです。

「天才的に発想力も学習能力も高い=合格」ではないのです。まずは1校に絞らずとも、どんな学校を検討しているのか、そしてその学校ではどんな生徒を求めているのか(どんな試験を実施するのか)をよく把握したうえで、お子さんに取り組ませるようにしてください。志望する学校にもよりますが、漠然と始めてどうにかなるものではないのが小学校受験です。あまりよく知らないけど受験してみました、なんて言語道断!まずは、親が受験校をしっかり熟知し、子どもにもその魅力を伝え、「入りたいな」と思わせることが合格の第一歩です。

オススメの教材

ある程度の方向性を決めたら、その学校の入学試験に合わせた学習を始めましょう。受験の内容は「ペーパーテスト・行動把握・面接」となることが多いです。ペーパーテストは、

  • 記憶力の問題
  • 知識や常識に関する問題
  • 数量の問題
  • ことばの問題
  • 図形の問題

などが出されます。これは、急に解きなさいと言われてできる問題ではないので、問題に慣れておきたいところです。

ペーパーテスト対策の教材としては、通信教材でいうと

  • こどもちゃれんじ
  • ぷちドラゼミ
  • Z会 幼児コース
  • 月刊幼児ポピー

などがオススメです。

オススメの理由

なんといっても「毎月届く」という点にあります。

受験をする年長さんが、1人で自学学習するというのはなかなか難しいですし、やはり小学受験は親の努力が合否を左右します。ですが、幼稚園や保育所のイベントや家事に子育てと慌ただしく過ごしていると、あっと言う間に数ヶ月が経過してしまった、ということになりかねません。
これらの教材は、毎月届くことで「ちゃんと毎月(毎日)やってね」と気づかせてくれるきっかけとなるのです。

そして、もうひとつは親も子どもも窮屈になりすぎないボリュームという点です。

1冊買ってきてしまうと、子どもは、自分ができるところをどんどん進めてしまい、わからなくなったところで一気につまずいてしまうことがあります。その段階で親が確認しても、子ども自身、どこが分からないのかが分からず、親子間でギスギスしてしまうことも。まず、学習は楽しむことが一番ですので、ほどよいペースで進めることが大切です。「次の号が楽しみ」といった程度のペースがよいのです。

オススメ教材:発展編

通信教材にはなかなか興味を持たない、もう少し発展的な学習がしたいといった方には、単冊シリーズの「こぐま会」や「ピグマリオン」、「ばっちりくん」などがオススメです。

基礎的なことば・図形・数量から、ちょっとひねった発展問題まで学習レベルに応じて選べるので必要な部分だけ購入でき、親がしっかり管理して進められるのであれば、これらの教材は小学校受験に最適だと思います。

家庭での学習の進め方

どの教材に取り組むかを決めたら、後はとにかく楽しく進めてください!でも、ペーパーテスト対策をする前にひとつ。

勉強を始める前にお子さんと、もしくは親御さんのなかで決めて欲しいことがあります。それは教材を「いつ、どこでやるか」です。
朝起きてご飯を食べる前でも、おやつの前でも、寝る前でも、いつどの場所でやるかをお子さんと約束して、2週間続けてください

家庭学習で大事なことは習慣づけることです。これは小学校そして中学校と、勉強が難しくなるにつれて重要なことになります。習慣づくまでの期間は21日や66日など、さまざまな説がありますが、まずは2週間続けてみましょう。辛そうでなければ、休みの日を入れなくても問題ありません。逆に、2日間休むとサボり癖がついてきてしまうので、気をつけましょう。

勉強時間は10分程度で十分です。できるから、とたくさん進めてしまうと先に述べたように挫折しやすくなります。楽しいところでやめる、時間で区切ってやめるように約束しましょう
難しいところまで進めて、次に面白くないところから始めるのは子どもも親も苦痛になってしまいます。楽しいところから始めて、それができたら難しいところに挑戦してみる、とうまくメリハリをつけて取り組んで下さい。

この習慣づけは、受験だけでなく今後の学習にも影響します。家庭の環境もあわせ、勉強する時間を最初にきちんと決めると、進学してからも、あまり生活のリズムを変えることなく取り組むことができますよ。

そのほかの家庭学習

子どもの脳の成長はとても著しいものです。体全体が脳のような成長期、ペーパーテストの対策もよいですが、ふだんの生活のなかでもたくさん学ぶことがあります。例えば、散歩の途中の草花に目を向けてみる、四季の変化を体で感じてみる。目で見る、鼻で感じる経験、それぞれがその子なりの感性で知識として定着します

そのときに「どんな感じがする?」と聞いてあげましょう。お子さんは、その感情を言葉で表現しようと頭を使います。親御さんは先回りして答えを準備する必要はありません。「そんな風に感じるんだね」と受け止めてあげることで、子どもは表現することの安心感を覚えます。その体験がとても大事になります。もっと色々知りたい、と好奇心が育てば、もっともっと色々なことに挑戦させてあげてください。

こういった経験は、子どもの脳力の基板を広げてくれます。基板が広がるということは、その後の学力を吸収する容量を増やすということです。これは、成長してからはなかなか身につけられるものではありません。ぜひ、ペーパーテスト対策と一緒に取り組んでみて下さい。