小学校受験では塾通いをさせるのがもはや定番ですよね。しかし、いざ塾を決めるとなるとどこに通わせればよいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたい塾のひとつが「こぐま会」です。独自の工夫されたカリキュラムや学習様式で、小学校受験を目指すご家庭に人気となっています。今回は「こぐま会」に焦点を当てて、詳しくご紹介します。
目次
「こぐま会」とは?
「こぐま会」とは、幼児~小学生を対象に小学校受験や小学校の予習・復習を手がけている学習塾です。授業では子どもの発達レベルや年齢に合わせて、楽しみながら考える力を身につけていくことを目標としています。
幼児クラス
幼児には以下のクラスが用意されています。
- 年長児対象:ばらクラス、小学校入試クラス、季節講習会
- 年中児対象:ゆりクラス、小学校入試クラス、季節講習会
- 年少児対象:そらクラス、保健受験クラス
- 2歳児対象:プリムローズクラス、季節講習会(夏季のみ)
このほかにも、年長児に向けた就学準備クラス(国語・英語・算数)、受験を済ませた小学生向けクラスとして小学部(国語・英語・算数)と英語専門クラス(Primary English)があります。
拠点
恵比寿本校、吉祥寺教室、大森教室の3拠点(教室は外部に多数あり)があり、このうち恵比寿本校で運営されている「SHOPこぐま」では「こぐま会」で実際に使っている教材を購入することが可能です。
なお教材自体は公式ネットショップからも購入できます。
また、恵比寿本校では会員向けの図書室も設置しています。こちらでは過去資料を閲覧したり、入試セミナーや授業風景のDVDを視聴して幼児学習や小学校受験に対する理解をより深めることができます。
「こぐま会」が人気の理由とは?
では、なぜ「こぐま会」が人気なのでしょうか。特徴を詳しく見ていきましょう。
質のよい問題集
「ひとりでとっくん」シリーズをはじめとした「こぐま会」の問題集は、分野ごとの問題構成がしっかりしている点がポイント。
特に人気の高い「ひとりでとっくん100」は全100冊(1テーマごとに1冊30枚のペーパー)、「ひとりでとっくん365日」は、1年間分12冊+問題集・指導書という構成になっています。
大手私立小学校での受験を目指せるほど、質のよさに定評があるので、問題集を使用するときは初めにコピーを取っておき、答え合わせに活用したり、読み解きを繰り返し行うといった使い方をすることをおすすめします。繰り返して使うことで、設問を解いていくスピードも鍛えられます。
セブンステップカリキュラム
セブンステップカリキュラムとは、7つの段階を経て学習していくことで子どもの考える力を育む学習様式です。授業をスタートしたばかりの時期や年少時期には「物の大きさ比べ」や「しりとり」など、楽しいと感じる部分から理解を深めていき、受験前の最終的なステップでは社会のルールや言語の法則、計算の仕方に対して理解を深めることを目的としています。
用意する教材・教具の多彩さ
「こぐま会」では幼児教育に使用する教材を重要な役割を果たすものとして考えています。どれも手作りなのはもちろん、毎週違う教材を用意して子どもを飽きさせない工夫や、最終的なペーパーテストに至るまでの学習を密度の高いものにしています。
テストのバリエーションも豊富
「こぐま会」のテストはペーパーによる学力査定に限りません。
カリキュラム次第では
- 教材を用いて対面しながら行う個別テスト
- 生徒自身の動向チェック
- 指示に適した行動が取れているか、グループでの態度など、マナーやルール把握に対するテスト
- 課題に取り組む姿勢や表現力が適切かどうか
など、受験合格に必要な要素のチェック項目を用意しています。
実際の小学校受験前に、子どもたちに実践経験を積ませることができるのです。
小学校入学後にも効果を出す「教科前 基礎教育」
「こぐま会」では、小学校が子供教育を開始する場ではないとの考えから、入学前にある程度のマナーや常識、考え方を身につけることにも取り組んでいます。マナーや常識などは家庭で教育することが前提ですが、同会の授業からもよい影響を受けることがあるでしょう。
小学校入学後の授業で先生の話を聞かなかったり、授業に集中できない、という危惧すべきことも「こぐま会」の授業とあわせて綿密な教育をしていけば、そのリスクを大きく軽減することができます。
「こぐま会」に入会するには?
10~12月にかけて行われる小学校の入学試験に合わせて、「こぐま会」では11月~翌10月までをひとつの区切りとしています。
会員になることで「こぐまSHOP」の教材を会員価格で手に入れることができたり、セミナーやクラスへの応募が優先的になる、恵比寿本校の図書室が利用できるなどのメリットもあります。
「こぐま会」の費用は?
「こぐま会」の入会費、学費例は以下の通りです。時期やカリキュラム内容によって変動するので詳しくは直接「こぐま会」にお問い合わせください。
入会費例
吉祥寺教室:約6万3,000円
恵比寿本校:約8万4,000円
ばらクラス(年長組)の年間学費例:1
合計:約99万9,600円
<内訳>
月謝:約4万5千円×12ヶ月=約54万1,800円
テスト費用:8千400円×6回=5万400円
家庭用教材:5千250円×12ヶ月=6万3,000円
学校別模擬テスト:1万2,600円×4回=4万9,200円
季節講習会:約27万円(各季節全て申し込んだ場合)
合不合判定テスト:2,600円×2回=2万5,200円
ばらクラス(年長組)の年間学費例:2
合計:約69万9,300円
<内訳>
月謝:3万9,900円×12ヶ月=47万8,800円
発達診断テスト:6,300円×5回=3万1,500円
家庭用教材:5,250円×12ヶ月=6万3,000円
季節講習会:約12万6,000円(各季節申し込んだ場合)
※受験向けクラス、造形等の講習、単科講習は別途料金が必要な場合もあります。
「こぐま会」に子どもを入会させたママの口コミ
最後は、実際に「こぐま会」に子どもを入会させたママたちからの口コミを紹介します。入会前と入会後ではどのような違いが見られたのでしょうか。
「初めての幼児塾でしたので、少々不安でしたが生徒同士を競わせたりしない穏やかな環境づくりがされていて安心できました。
小学校受験に対しての指導もしっかりしていて、子どもがどのレベルに いるのか、どの部分を家庭で教えていけばいいのか、などのアドバイスもいただけたのも嬉しかったです。
現在は志望校に無事合格し、小学部で学ばせています。」
「娘と息子の二児を持つ母です。一度ほかに入塾させたのですが勉強方針が合わず、すがるような思いでママたちから評判のよい「こぐま会」に入会させました。 娘はあまり積極的な性格ではなく、息子は落ち着きがない、というように勉強にはあまり向いていない性格の2人ですが、授業を楽しく進める工夫が多く、入会から数週間通ったころには2人とも「こぐま会」の時間を楽しみにするようになっていました。 もうすぐ小学校受験なので講師と連携を取りながら、親子ともども頑張っていきたいです。」
「こぐま会」は小学校受験勉強だけでなく、小学校入学前の教育の場としても大きく支持されています。入会しなくても、恵比寿本校や公式ネットショップで質のよい教材を購入できるので、この機会にチェックしてみてください。